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【Part.4 維新の会編】政権が代われば教育も変わる!?次期選挙に向けて、各党の政策を見てみよう!

2012/12/10

カテゴリ
政治-教育関連ニュース
キーワード
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政権が代われば教育も変わる!?

来る12月16日(日)、第46回衆議院議員総選挙が行われます。政権交代が行われれば当然行われる政治も変わります。その意味で、どの候補者・どの政党に投票するかは安易に決めてよいものではありません。特に、教育政策は日本の未来に大きく影響を及ぼします。そこで、各政党の教育政策を見ていきたいと思います!

今回は注目の第三極・日本維新の会のマニフェストを見てみましょう!

日本維新の会

日本維新の会は、個人の自由な選択と多様な価値観を認め合う社会を前提とした、「自立する個人」、「自立する地域」、「自立する国家」を実現することを理想として掲げています。自立する地域が、自立する国家を支え、自立する個人を育てる、ということです。

上記の理想を実現するための方策が、以下の「維新八策」と呼ばれるものです。

  1. 統治機構の作り直し ~決定でき、責任を負う統治の仕組みへ~
  2. 財政・行政・政治改革 ~スリムで機動的な政府へ~
  3. 公務員制度改革 ~官民を超えて活躍できる政策専門家へ~
  4. 教育改革 ~世界水準の教育復活へ~
  5. 社会保障制度改革 ~真の弱者支援に徹し持続可能な制度へ~
  6. 経済政策・雇用政策・税制 ~未来への希望の再構築~
  7. 外交・防衛 ~主権・平和・国益を守る万全の備えを~
  8. 憲法改正 ~決定できる統治機構の本格的再構築~
    (日本維新の会『綱領』より引用)

この内、教育政策については 4.教育改革 ~世界水準の教育復活へ~ で述べられています。 

理念・実現のための大きな枠組み

  • 自立する国家、自立する地域を担う自立する個人を育てる
  • 基礎学力を底上げしグローバル人材を育成
  • 格差を世代間で固定化させないために、世界最高水準の教育を限りなく無償で提供する
  • 悪しき平等・画一主義から脱却し、理解ができない子どもには徹底的にサポートし、理解できる子どもはぐんぐん伸ばす、個人の能力を真に伸ばす教育へ
  • 教育行政機関主導から生徒・保護者主導へ
    (日本維新の会『維新八策』より引用) 

文面からは、子どもの能力を伸ばすことに重きを置いている印象を受けます。一方で、格差の固定化についても述べられており、家庭の経済事情などで満足に勉強できない子どもへの配慮が見られます。やる気がある子を徹底的に応援する姿勢が感じられますね。

基本方針

  • 文科省を頂点とするピラミッド型教育行政から地方分権型教育行政へ
  • 教育委員会制度の廃止(首長に権限と責任を持たせ、第三者機関で監視)、教育行政制度について自治体の選択制
  • 生徒・保護者による公公間、公私間学校選択の保障
  • 選択のための学校情報開示の徹底
  • 公立学校長の権限の拡大・強化、校長公募など、学校マネジメントの確立
  • 学校を、学長・校長を長とする普通の組織にする
  • 国立大学長の権限拡大・強化、大学マネジメントの確立
  • 世界標準の英語教育と海外留学支援、最先端を行くICT教育環境
  • 教育バウチャー(クーポン)制度の導入=教育機会を拡大するとともに教育機関の切磋琢磨を促す
  • 校長・教頭等の人材確保のための適正な給与、教諭の定期昇給は一定在職年数まで
  • 教員を雑務から解放し教育に専念させる
  • 教員は幅広い学部出身者と社会人から実力重視で採用
  • 障がい者教育の充実
  • 大学入試改革を通じた教育改革
  • 高度人材養成機関としての大学院の質向上と選抜性強化
  • 大阪府・市の教育関連条例をさらに発展、法制化
  • 教職員労働組合の活動の総点検
    (日本維新の会『維新八策』より引用) 

橋下徹代表代行は街頭演説などで、日本の成長のためには、公共工事より子どもの教育に予算を充てることが重要だとたびたび説いています。維新の会の政策の大きな特徴として挙げられるのが「教育バウチャー」ですが、これは低所得層の子どもに、塾や習い事に通う際に利用できるバウチャー(クーポン)を支給する制度です。改革路線のイメージが強い維新の会ですが、子どもの学びを支えるための方法が、単に教育行政や制度を変えるだけに留まらないところが他党との違いなのかもしれません。なお、いじめ対策についての言及は無いようです。

大阪府・大阪市において、それぞれ3月、5月に教育条例が制定されましたが、これは日本維新の会の母体・大阪維新の会の主導によるものです。この条例は議論を呼んでいますが、維新の会が教育に重きを置いていることは確かです。維新の会の教育政策の是非について、自分なりの意見を持って次期選挙に臨みたいところですね。

 おわりに

日本維新の会の教育政策についてどう感じましたか?具体的なイメージは湧いたでしょうか?難しいイメージのある政治ですが、自分の興味のある分野と結びつけて考えていくと、面白くなりませんか?興味を持たれた方は、記事最後のリンクから政策集の全文をぜひ一読してみてください。自分の国で行われる教育は自分たちで決める、という意識を持ちたいですね!

 他政党の政策はこちらから

Part.1 民主党
Part.2 自由民主党
Part.3 公明党 
Part.4 日本維新の会
Part.5 日本共産党
Part.6 総集編


なお最後に、この記事はあくまで政策の紹介を行うものであり、特定の政党・候補者を応援するものではないことをお断りしておきます。

参考:日本維新の会『維新八策』(http://j-ishin.jp/about/statue.html)

記事執筆:瀬戸 亜希菜

教員ステーションの運営スタッフをしている大学4年生です。
教育に携わる全ての方のお役に立てると嬉しいです。

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