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教育学部と教職課程、どちらが有利?メリット・デメリットまとめ

2015/05/27

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教育学部 教職課程

教師になりたい!教育学部と教職課程、どちらがおすすめ?

先生を目指す高校生がよく悩むのが、教育学部に進学するのと、他の学部を選んで教職課程を履修するのでは、どちらが良いのだろう?という悩み。そこで、この記事では教育学部(教員養成系学部)と教職課程、果たしてどちらにどのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめます。

 

教育学部のメリット

教育関連授業の選択肢が豊富

多数ある教育関連の科目から授業を選ぶことができる

確実に先生に近づきやすい

・指定されたように単位を取っていけば、自動的に教員免許を得られるようにカリキュラムが組まれていることがほとんど。
・教職教養の科目は学部の必修講義に含まれるので、授業やテストで身に着ける機会がある。馴染みのある内容なので、2・3年次から教採の勉強を始めても間に合いやすい。
 

教育学部のデメリット

教育関連の授業を受けなくてはならない

・教員免許が卒業要件となっていることは普通。人によっては、面倒な制度かもしれない。
・授業が、教育学や教員養成関連の講義・実習ばかりになりがち。

人によってはサークルが物足りない

単科大学の場合、規模が小さく、サークル活動等が活発でないことが多い。ただし、 教員養成学部が学内で最も偏差値が高い学部となっている大学は、総合大学であるため、国公立の単科大よりサークル活動などが充実している。
 

就職率が…意外と進路が厳しい?

・民間企業志望に転向した場合、就活が一般学部の学生より難しくなることがある。
・民間企業就職者が少数派なので、民間志望の学生は時々寂しくなる。
・教員・保育士以外の就職率は10〜20%台、中には1桁の学校もある。民間志望の学生には厳しい状況。
・教採と民間企業両方を受験する学生がいるので、民間企業も「この学生に内定を出しても、辞退して教員になるのではないか」と警戒する。 
 

 

教職課程のメリット

教育以外の分野を学びやすい

教育学部では、「教育を学ぶ」という大きな軸がある。教育以外にも学びたいことがあるのなら、それを学べる学部を選んだ方が、好きなだけ学びを深めやすい。

教員志望ではない学生との交流が多い

教育学部は、他の学部に比べると教員志望もしくは教育に関心のある学生が多い。そのため、学生の接する世界が狭まる可能性もある。教員になる場合にも、多様な価値観をもった人との交流を重ねておくことは大事。 

進路を変更しやすい

教育学部は、卒業するために教職免許の取得が必須である可能性がある。そのため、大学入学後に教員にはならないことを決めた場合にも、教職免許取得のための勉強を続けなければならない。非教育学部であれば、進路変更後は、新しい進路に向けた準備を存分に行える。
 

教職課程のデメリット

最低限の教職科目しか選択肢が無い

文系・理系、どちらの学部にも教職科目は設置されるが、理系だと通常講義で実験・実習などが多く、両立が難しいとされる。このことが理系科目の教員不足につながっている、という指摘も。

追加のお金が必要

教職課程科目の履修費及び実習費などが数万円かかる。

勉強がハードになりがち、脱落の可能性も高い

通常の学部教育と教職課程は全く別であり、教職課程履修者は、通常の講義を受けた後、他の学生が帰宅する夕方以降に教職科目を履修しなければならない。

他の学生の倍多く勉強するので、脱落者も多い。大学によっては、教職課程履修者は、毎年2割程度が脱落し、免許取得まで行く学生は1年次の半分程度、ということも珍しくない。

  • 参考:立命館大学の教職課程履修者の推移(2007年度入学者)
  • 1回生 1194名、2回生 1006名、3回生 798名、4回生 695名、免許取得者 599名

※立命館大学は「教員になる人が多い大学ランキング」にも登場!
 

教育学部と教職課程、結局どちらが有利なの?

教育学部と教職課程、それぞれの長所・短所をご紹介しました。読者の方の中には、「それでは結局、教育学部と教職課程どちらが有利なのだろう?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。

答は、「どちらが有利、もしくは、不利か、一概には言えない」です。人によって、どのような先生になりたいか、どのような学生生活を送りたいか、は違います。もし「物理に凄く興味がある。将来の選択肢として、もしかしたら先生もアリかもしれないから、とりあえず教員免許を取得しておきたい」という人であれば、物理を専門に学べる学部・学科を選んだ方が良いかもしれません。

また、教員免許は、大学の学部時代ではなくとも取得することが出来ます。大学院進学なども選択肢の一つとして考えてみましょう。

参考:『教員採用のカラクリ 「高人気」職のドタバタ受験事情』 (中公新書ラクレ)(石渡 嶺司 (著), 新井 立夫 (著))

 

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記事執筆:瀬戸 亜希菜

教員ステーションの運営スタッフをしている大学4年生です。
教育に携わる全ての方のお役に立てると嬉しいです。

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