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教員志望者必見!!子どもの反応が変わる?板書計画十ヶ条

2015/05/24

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板書計画 教員採用試験 模擬授業 教育実習

よい授業をするためには板書計画を!

通常の教育実習では、学習指導案を作成するにあたり板書計画を重視している学校が増えてきています。板書計画を行うことによって一時間の内容構成など具体的な授業を想定しながら、構造的な授業計画を作成することができます。

稠密な板書を計画することで授業内の抜け漏れを防ぐことが可能となり、授業を組み立てやすくなります。

授業準備の段階で、どの時点で、何をどの位置に、どれくらいの大きさで、何色のチョークで書くかなどを考慮した板書計画をしっかり立てておくこと。これこそよい授業を行うための秘訣だと思います。以下で詳しく見ていきましょう。
 

板書計画のポイント

  • ①板書を見ただけで本時の学習の要点がわかる。
  • ②授業の内容を志向の過程に沿って、構造的に整理してある板書。
  • ③生徒がノートをとりやすく、また復習しやすくなっている板書。

①今日の学習のポイントを把握しておきたいと考える生徒もいます。板書計画の時点で本時の学習の要点を明記することを意識し、その要点を板書の中に消さずに書き残すようにします。板書に要点が明記されていることで授業の最後でもう一度これだけはやっておきたいことの確認ができます。

②たとえば数学に関していうと、しっかりと計算過程を板書し、書き残すということです。計算過程の部分部分を飛ばしていると、せっかく板書をノートに書き写したとしても、自宅学習をする際に自分のノートを見ても何が何だかわからなくなってしまう生徒もいます。そんなことが続けば勉強が嫌いになってしまう可能性もありますよね。

③生徒がノートをとりやすく板書をするポイントとしては、板書するときのスピード、話す速さ、見やすい字、色使いが多すぎずシンプルにまとめられていることがあげられます。生徒が復習する際、自分のノートを見て重要箇所がわかるように丁寧な板書づくりが必要です。

生徒たちに見やすくするポイント

①文字の大きさ:生徒の年齢が上がるにつれて小さくする。

板書の文字は低学年は大き目、学年が上がるにつれて文字を小さくすることが基本です。その大きさをもとに、見出しや強調したい部分を大きくしたり、一時間の授業内容が収まるように小さめにしたり、大小を調整します。いずれにしろ教室の一番後ろから見える字の大きさが基本です。

②レイアウト:内容に合わせて分割する方法があります。

国語などの縦書きの場合と数学のような横書きの場合があります。ただし縦や横に長く書き続けると見にくくなります。なので内容に応じて黒板を分割することが大切です。また隅から隅まで書かずに適度に余白をとることも大切です。数学については二分割、または三分割が基本です。

③チョークの色使い:どのような場合にどのような色を使うかのルールを決めておきます。

文字の表記には主に、白と黄色のチョークを使用します。なぜなら一番見やすいからです。それ以外のチョークは主にラインや囲み、矢印などに使用します。

※様々な色を使いすぎないこと。使いすぎると、どこが大事なのかわからなかったり、目がちらつき勉強の妨げになる可能性があるからです。白と黄色以外のチョークを使用するときは字を通常より太く書くことで生徒にとって見やすくなります。

チョークの用途としてたとえば、黄色チョーク→キーワード、キーセンテンス 白と黄色以外のチョーク→ラインや囲みなどがあります。

④改行、箇条書き:長文が続かないように工夫します。

箇条書きをするときは短く要点だけをまとめることがポイントです。番号や記号をまとめて四角で囲むなどすると、より一層効果的な板書をしたことになると思います。

⑤線、囲み、書き出し:強調したい部分などに使います。

自分は何を強調したいのか、いったい本時で生徒たちに何を理解してほしいのかを明確にして伝えたい部分に線や囲みをしたり、付け加えたい部分がある時などには吹き出しを利用して、書き出してみるのも良いと思います。

⑥図、矢印,カッコ:効果的に使うことで分かりやすくなります。

たとえば数学でいうと、1次関数や2次関数などがありますよね?これはグラフなくして理解に努めようなんて難しい話ですよね。

国語でいうと人物を相関関係図などを利用すると、人物がどのように関係しているのかとてもわかりやすくなります。

社会でいうと世界地図を用いることによって、どうして日本には四季があるのか、アフリカは熱いのか砂漠が多いのかなどを読み取ることができると思います。

⑦貼物:事前に準備ができ、時間を節約することができます。

あらかじめその授業に必要なものを準備することによって時間の節約になります。たとえば、グラフをいちいち書くことはめんどくさいですし、時間がかなりかかりますよね?

なので、最初からグラフの下地になるx軸、y軸だけが書かれてあるプリントを大量に印刷することです。そうすれば時間の節約になり、それだけ別のことに時間をさけることができます。

⑧補助黒板:短冊、マス目タイプなどがあり、用途に応じて便利に使えます。

漢字練習用に作成された一マスを四分割してあるような黒板を小学生のころ見たことはありませんか?あの黒板は一マスに対してどのくらいの大きさで書けばいいのかを全体の生徒に見せてあげます。

また数学でいうとグラフのx軸、y軸が書かれている黒板もあります。

⑨立つ位置:子供たちに見えるように移動することが基本です。

立つ位置にも心がけることが重要です。なのでなるべく黒板の高いところから書き始め、自分の身長とかぶらないようにすることを心がけましょう。

また、下に行くにつれて自身もだんだんとしゃがみ、生徒に見えるようにすることが大切です。体の角度を変えることで見やすくなるケースもあります。

⑩書くスピード:子供たちがノートをとりやすいようにします。

ただ一方的に教師が書くだけでは生徒側はノートをとることに精いっぱいになり、先生の話を聞くことができませんし考える時間もありません。なので、常に生徒の書くスピードに気を配って板書スピードを考える必要があります。

終わりに

いかがだったでしょうか?このように板書といえども様々なことを考え工夫をして、わかりやすい板書にすることを教師は考えなくてはなりません。教員の板書力がアップすることで生徒の学力向上にも関わってくることでしょう。

また生徒がノートをとり、家に持ち帰って自主学習をする際にノートを見てわかるような板書でないと意味はありません。適切な板書にするために、まず板書計画をして、大学など空き教室を利用したりして板書の練習をしてみましょう。

そしてそれを客観的に見て自分や友達に評価をしてもらいましょう。そうすれば今、自分に足りないこと、必要なことが見えてくるはずです。

参考図書

板書 きれいで読みやすい字を書くコツ (ナツメ社教育書ブックス)

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記事執筆:カトウ

現在大学生三年生で理学を専攻しており、高校数学の教師を目指しております。

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