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私立の給食が凄かった!あの名門私立小のこだわり給食

2015/05/19

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給食 私立 小学校

小学校の思い出、学校給食

給食は好きだった?

あなたは給食を食べたことがありますか?また、好きでしたか?全国の国公私立小学校のうち、学校給食を導入しているのは94.6%。その中でも、以下は、給食は好きかどうか、小学5年生と中学2年生に質問したデータです。「大好き」と「好き」の肯定的な意見が半数を越えることが分かります。「どちらともいえない」も高い割合とはなっていますが、「きらい」もしくは「大きらい」な人の割合は非常に少ない結果となりました。

(上図:群馬県総合教育センター HP資料

 

えっ給食を食べたことが無い人がいる!?

国公立の学校に比べると、私立の学校では給食の実施率が低くなっています。そのため、小学校から私立、という人の中には、給食を一度も食べたことがない、という人も。

給食の定番は本当に揚げパンや牛乳なのか、余ったプリンをめぐってじゃんけん大会が行われるのか…そんな疑問を抱きながら給食に憧れ、一度は食べてみたかった、と話に花を咲かせる私立出身者も珍しくありません。

下のような写真が、給食を食べたことのない人がよくイメージする給食です。給食を何回も食べたことがある方、あなたの知っている給食もこの通りでしょうか?

(上図:東金町小学校ブログ「東金町小学校日記1」より)
 

私立のこだわりが「凄い」らしい

ですが一方で、給食を導入している私立学校も確かにあります。そして、公立学校以上のこだわりをもって実施していることすらあるのです。今回の記事では、そんな私立学校の「凄い」給食を5つご紹介します。


 

ホテルシェフが腕によりをかけてご提供!

凄い私立給食①:同志社小学校

まずご紹介するのは、京都府左京区にある同志社小学校。同志社のこだわりは、調理過程。食材はグランドプリンスホテル京都で下準備されてから学校に運ばれ、調理はホテルのシェフの手で行われます。グランドプリンスホテル京都は、楽天、じゃらん、トリップアドバイザーなど、各ホテル口コミサイトで星4つ以上を獲得している人気ホテルです(2015年4月2日現在)。

同志社小学校とグランドプリンスホテル京都は、徒歩14分ほど。この近さがあって実現した連携かもしれませんが、ホテルシェフの料理を食べることによって、食べることの楽しさを存分に学べそうです。

写真:同志社小学校HPより

ちなみに献立は、

  • 鰆(さわら)の塩焼き、玉ねぎの味噌汁、薩摩芋とりんごのバター煮、御飯、ヤクルト(2015年3月4日)
  • 春巻き、豆腐と椎茸のスープ、中華風ごぼうサラダ、御飯、牛乳(2015年3月10日)
    (参考:同志社小学校給食メニュー【2015年3月分】 )

などです。このメニュー、あなたにとっては、普通の献立ですか?

凄い私立給食②:立命館小学校

同じくホテルシェフの手によって給食が用意されているのは、立命館小学校。栄養、食材、衛生面の観点から、大津プリンスホテルに委託しています。なお、立命館小学校は京都府北区に位置しますが、大津プリンスホテルは滋賀県。府県をまたぐことも厭わないほどのこだわりです。

大津プリンスホテルによると、「箸、スプーン、フォークなどを使用したマナーに沿った作法を実践できるように努力してまいりたいと思います」とのことです。下の写真は、メニューの例です。

  • (写真下段:左から)
  • 金目鯛のオリーブ柚庵焼き、ひじきとコーンの白和え、鱧と冬瓜のお吸い物
  • シーフードとレタスのマリネ
  • 蛤(はまぐり)のお吸い物
  • カレイの木の芽味噌焼き

(上図・メニュー内容:立命館小学校HPより)


6倍の手間!こだわりの特別ランチョン

凄い私立給食③:青山学院初等部 

「よい食器を使うと食事がよりおいしい」、食器が割れてしまったときには「次からは気をつけよう」、子どもたちにはそう思えるようになってもらいたい。青山学院初等部(東京都渋谷区)では、そんな想いから、「木曜ランチョン」という制度が導入されています。

ランチョンとは、正式な昼食のこと。週に一度、1学年ずつ、普通であれば6学年分に当てられる人員を1学年に集中させ、心を込め、手をかけ、特別ランチョンを実施します。

 

(上図:青山学院初等部HPより)

画像は、1年生の初めてのランチョンの写真です。なお、特別ランチョンを食べられるのは6週間に1回で、それ以外は普通の給食となります。ただし、普通の給食とは言っても、やはり他の学校の普通とは一線を画しているかもしれません。

旬の食材を最大限活かせるように一週間ごとに決められる献立、一つの大皿からみんなで取り分けながら食べる食事、上級生が下級生のお手本として振る舞う異学年混同の空間…ホームページの説明も丁寧で、青山学院の食育へのこだわりが伝わってきます。
 

給食で社会を学ぶ!世界を学ぶ!

凄い私立給食④:学習院初等科

歴史と伝統のある学習院。初等科は、東京都新宿区にあります。日常生活のしつけを重視しており、給食の際にも好き嫌いをなくし、マナーを守るように指導しています。

そしてもちろん、児童が食事を楽しめるように、メニューには工夫が凝らされています。

(上図:学習院初等科HPより)

学習院初等科では、季節や行事、各国の料理といったテーマを設定しながら給食の献立を決めています。食を通して世界の多様さを学べ、さらに、社会の一員としてのマナーも学べる。改めて給食の奥深さを感じます。
 

全児童が集まって「いただきます!」

凄い私立給食⑤:東洋英和女学院小学校

東京都港区六本木に位置する東洋英和女学院小学校。児童は女子のみ、という女子校の小学校です。この学校では、挨拶や礼儀作法、言葉遣いなどのマナーと、集団の中でのルールを身につけることを大切にしています。

それが表れているのか、給食の時間はやや特殊です。1〜6年生までが一同に会してご飯を食べるのです。その中でも、6年生は低学年の子どもたちのために配膳やおかわりなどの準備をしてあげ、3〜5年生は交代でその役割を担います。こうして、給食ではマナーやルールだけではなく、奉仕の精神をも身につけていくことを目指します。
 

私立の特色は、独自の教育方針から

私立は贅沢?その裏にある「事情」とは

今回は私立小学校の仕組みを、「給食」という一部分のみを切り取ってお伝えしました。もしかしたら、私立は贅沢で羨ましいなぁという感想を抱く方もいらっしゃるかもしれません。確かに私立は学費も高く、贅沢な教育がなされているかもしれません。

ですが、私立学校のほとんどは、「このような子どもに育てたい」という明確な方針を、強く持っています。教育目標・方針が公立学校や他の私立学校とは異なるからこそ、各私立学校は設立され、独自の教育を行ってきたのです。

今回の記事では給食の提供のされ方・食事の様子のみをご紹介しましたが、ぜひホームページなどで各校の教育目標・方針などを確認してみてください。
 

えっ本当?意外と知らない給食あれこれ

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紹介した小学校一覧・リンク

● 同志社小学校HP
● 立命館小学校HP
● 青山学院初等部HP 
● 学習院初等科HP
● 東洋英和女学院小学校HP

記事執筆:瀬戸 亜希菜

教員ステーションの運営スタッフをしている大学4年生です。
教育に携わる全ての方のお役に立てると嬉しいです。

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