日本の学校とこんなに違う!アメリカの学校のリアルな姿①-教員採用試験対策/教師・教職の募集情報|教員ステーション

教員ステーショントップコラム海外の教育日本の学校とこんなに違う!アメリカの学校のリアルな姿①

日本の学校とこんなに違う!アメリカの学校のリアルな姿①

2015/03/13

カテゴリ
海外の教育
キーワード
アメリカ 学校 教育 パソコン 給食 おやつ ご褒美 イベント 行事 小学校 寄付

はじめに

私は、小学校5年生のとき、1年間父の仕事の関係でアメリカにいました。今回はその頃通っていた学校のことをまとめてご紹介したいと思います!そこでは日本の学校とは異なることがたくさんありました。

日本の学校とこんなに違う!アメリカの学校のリアルな姿 

送り迎え

なんといっても、アメリカの学校と日本の学校との最大の違いはこの送り迎えだと思います。アメリカでは毎日、保護者が車等で送り迎えをします。徒歩1分の家庭でもお迎えに来るほど、1人で通学することはまずありません。

送るときはターミナルに順番に止まり、子供だけ降ります。授業後は保護者が駐車場に車を止め、教室の前までお迎えが来ます。そのため、毎日先生と顔を合わせることになり、保護者にとっても安心だそうです。
 

配布物

手紙は、毎週金曜日に1週間分の物が封筒に入って渡されます。月曜日にその封筒を返却することになります。
 

外遊び

外遊びが盛んで、体育の授業もスポーツというよりも遊具で遊んだり鬼ごっこをしたりがメインです。そのため体育着はありません。水泳やボール遊び、跳び箱などもありませんでした。

特に放課後は皆が遊んでいます。保護者が迎えに来るためそんな時間もなく帰るんじゃないかと思いがちですが、保護者も親同士でおしゃべりをしたりしていたので、思う存分遊べました。ちなみに、校庭は砂ではなく芝生でした。
 

通学鞄

アメリカは教科書一冊一冊が重く、B4サイズで厚さも3センチくらいあります。そのため、リュックや手提げに全てを入れて通学することは困難です。そこで、アメリカの子供たちはキャリーケースを使います。車通学のアメリカならではの通学鞄です。
 

パソコンの活用

アメリカでは小学生の頃からパソコンをフル活用します。宿題等は全てパソコンで打って提出です。州についてしらべたり、伝統行事パーティーの企画を作ったり、様々な考えさせる宿題が出されました。そのため、タイピングもブラインドタッチを小学生の頃から学校で身につけます。
 

お昼やおやつ

まず、お昼についてです。 アメリカは、小学生の時からお昼は持ち込み(お弁当)です。一応給食のようなものもありましたが、サラダだけだったりおいしいのかなと言いたくなるような麺だったりしました。栄養的にもあまり良くなさそうでした。給食を利用する子以外ではマクドナルド等で買ってくる子も多く、おにぎりはだいぶ珍しがられました。

また教室は飲食禁止で、みんな外に設置されたテーブルや芝生の上で食べていました。

ちなみに、私の学校にはピーナッツフリーテーブルというものがありました。ピーナッツアレルギーが騒がれており、その対策として設置されていたテーブルです。昼休み前にピーナッツアレルギーの子どもたちのお母さんが学校へ来て消毒をしていました。なお、このテーブルはピーナッツアレルギーの子だけが使うことができるものでした。

それから、小学生の頃から学校でおやつも食べて大丈夫でした。各自ビニール袋にスナック菓子などを詰めて持ち寄っていました。

 

ご褒美制度

授業中でも遊びの時でもとても景品が多かったです。良いことをするとシール、マグネット、おもちゃがもらえたり、みんながたくさん良いことをしてノルマをクリアしたらお菓子パーティーが開かれたりしました。自宅がおもちゃだらけになるくらいです。

行事やイベントが多い

とにかく、年にたくさんのイベントがあります。

たとえば、walkathon。私の学校は1周が約400メートルくらいあったのですが、それをひたすら歩く行事でした。たしか、10周歩くとTシャツ、60周くらいでメダルがもらえる制度だった気がします。

他にも、パジャマデー(パジャマで登校)、ツインデー(友達とお揃いの格好で登校)、ハロウィンパレード(仮装してパレードをする)、ぬいぐるみを持って行く日(授業中でも抱えてる)、ゴロゴロする日(毛布や枕の持ち込み可)など、たくさんのイベントがありました。 ちなみに、前述したように学校であまりスポーツはしません。そのため、日本でいう「運動会」はありません。
 

誕生日には

誕生日にはバースデーブック制度というものがありました。学校が本を買い、そのお金をお誕生日の子が負担(寄付)するというものでした。

ちなみに学校とは関係ありませんが、アメリカにもお誕生日パーティーというものがあります。専用のバースデー施設もあり、日本より盛大です。そしてなにより、お誕生日の子がプレゼントを配るというのがアメリカの風習です。
 

夏休み

夏休みには地区が主催するキャンプのようなものがありました。親元から離れて4~5日、過ごします。これにはほとんどの人が参加していました。

そのほかにもサマースクールというものがあります。地域の子供たちがその中の一箇所の学校に集まって皆で勉強しました。これには私も参加し、英語を学ぶクラスで約1週間学びました。
 

親の協力

アメリカの特徴の一つとして、ボランティアをたくさん募るということがあります。遠足もほとんどは保護者の車にみんなで分かれて乗ります。一年の初めにボランティアを募る行事の一覧が出され、参加できるものには印をつけて学校に返すのです。

その他に、低学年だと授業にも親が入ります。1クラスに2人くらいが入り、母国語(英語)や数学の勉強をサポートします。

 

寄付文化

新学期に当たり前のように寄付のお願いが来ます。そして最低でも2~3万円、多いと10万近くを寄付することになります。寄付額は多いですが、その分親がたくさん学校に参加できるようになっているのです。 私の学校は授業料は無償でした。そのため、これらのお金は図書館の本等に使われていたそうです。
 

おわりに

いかがでしたか? アメリカは州により教育制度が全く異なってくるため全てに共通するわけではありませんが、なんとなくアメリカの学校を感じていただけたと思います(ちなみに、私が通っていたのはカリフォルニアにある小学校でした)。

日本の学校との違いはまだまだ沢山あります。これを機にアメリカの教育について興味を持っていただけると嬉しいです。そして、それを通じて日本の学校のあり方について考えてみるのも面白いかもしれません。

ちなみにこの記事の第二弾を再来週公開で予定しています。そちらもお楽しみに!

関連記事

【海外教育事情最前線】 フィンランドの教育観

【海外教育事情最前線】競争推奨!キューバとフィンランドの共通点

  • ~あなたの思い・知見を記事にしてみませんか?~
    • 教員ステーションでは記事内容についてのご意見や記事原稿を募集しています。
    • あなたの声を聞かせてください。有益な情報はサイトでご紹介させていただきます

    • ご投稿は以下のリンクより受け付けております。
    • みなさまのご投稿、お待ちしています!

      ご投稿はこちらから

    • 掲載時の氏名表記については本名でもペンネームでの対応も可能です。
    • お気軽にご投稿ください。

記事執筆:小林 茜

音楽大学に進学予定の高校3年です。 夢は、音楽を通して1人でも多くの子供達を育てること。憧れの先生を目指して毎日奮闘しています。

コメント

キーワード

関連カテゴリの記事

新着記事

おすすめ記事

【短期アルバイト】日給5万円のエキストラバイトほか-教員志望者向け!短期バイト(大阪・京都・神戸)

教員志望者の中には、教職が遅い時間に入ってしまったり、課題が多かったりして、なかなかアルバイトをする時間がない、という方が多いのではな...

おすすめ書籍一覧はこちら

コンテンツ協力

教育の次代を創る 日本教育大学員大学

東京アカデミー

日本の学校とこんなに違う!アメリカの学校のリアルな姿①-教員採用試験対策/教師・教職の募集情報|教員ステーションページ上部へ