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拝観料は自腹?夜は寝られる?先生たちの修学旅行!

2015/02/12

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はじめに

去年の年末、私は友人と2人で旅行へ行ってきました!行き先をリストアップし、プランを自分で立て、地図や時刻表を見ながら行動するということは想像以上に大変でした。

ところで旅行といえば、学校には修学旅行という大イベントがあります。中高生の頃の一番の思い出が修学旅行だという人も少なくないでしょう。私も前日はさっさと準備を終わらせて18時に寝るほど楽しみにしていたものです。

今回はそんな修学旅行について、実際に引率をされている学校の先生に伺ってきました!当たり前と思えることもあるかもしれませんが、必ず押さえておきたいことばかりです。

行き先はどこ?

児童・生徒にとっては、行き先は一番大切ですよね。私が高校の修学旅行説明会で最も気にしていたこともこれでした笑

この行き先については統計を取ると中学校と高校とで異なる傾向があります。これについては、修学旅行の行き先は?」をご参照ください。ちなみに、私の場合中学校では京都・奈良、高校では長崎・福岡で、文化を学ぶことが重要視されたものでした。

 

先生の費用は誰が持つ?

先生の交通費や宿泊費等の費用を誰が持つかは学校により違いがありました(あってはならない気もしますが・・・)。これはだいたい3つのパターンに分けられます。

(1)交通費のみ出る(宿泊費・拝観料・食費は先生持ち)
(2)交通費・宿泊費のみ出る(拝観料・食費は先生持ち)
(3)交通費・宿泊費・拝観料のみ出る(食費は先生持ち)

学校によっては(特に私立等は)全額出たりすることもあるそうです。また、施設によっては引率者割引という割引制度があるところもあるそうです。

このようにどこまで出るかが異なるため、先生の間でも、「えっ、どうしてうちのとこは拝観料まで出るのにあなたのところは交通費しか出ないの?」ということにもなるとか。先生たちの中では、あまり気にしてはいけないところだそうです。
 

生徒に何を学ばせる?

生徒に何を学ばせるかは学校により様々でしょう。その中でもオーソドックスなもの(多くの先生が口を揃えて仰っていたこと)をまとめてみます!

自主性

生徒に学ばせることとしてまず挙げられるものとして自主性があります。

私の場合中学校の修学旅行でも高校の修学旅行でもグループ行動がありました。その際、事前に食事の場所まで含めたプランを立てて担任に提出することが義務付けられていました。知らない街について調べ、その中からやりたいことを探すということは非常に大変なことでしたが、自主性を育てるためには大切なことだそうです。

なお学校によっては、原則として全てクラス単位で行動しながらも、博物館や美術館等の館内に限って時間を決めて自主行動という形をとることもあるそうです。

いずれにしても、全ての場所を全員で回るのではなく一部の場所を時間を決めて自主的に回るのも、修学旅行での学びの一つとなるようです。
 

行き先についての理解

他にも修学旅行の行き先についての理解というものもあります。

学校の中で勉強できることには限りがあるため、学校の外に出て様々なことを学ぶというのも修学旅行の大切な目的だそうです。ただし、事前学習も無しにいきなり行ったとしてもそこでその土地や文化の全てを吸収できるわけではありません。

修学旅行前、社会科で修学旅行先の地理について調べる等、学校の授業が修学旅行モードになることはありませんでしたか?より行き先についての理解を深めるための事前学習も、より多くの学びを得るためには大切な工程だそうです。
 

先生の恰好・持ち物はどうする?

次に、先生の恰好・持ち物について見ていきます!

服装

まず服装についてです。

服装については原則として動きやすく、いざという時に汚れてもいいものにすべきとの意見が多くありました。ただし、生徒が私服の場合とは違って生徒が制服の場合はスーツにジャケットとするなど、場合によっては配慮が必要なようです。

なお、靴については新品はやめておけとのことでした。新品の靴を履いていったために、靴擦れで困った先生がいたようです。

荷物

次に荷物についてです。

荷物はなるべく少なくというのが原則です。もちろん、いざという時に欲しいものが無いというのも困りますが、多すぎても邪魔です。とっさのことに対応できるように場合によっては先生の間で持ち物を分け合う等の工夫をしながら、荷物を減らしていくことが重要でしょう。

また、先生には児童・生徒の手本になるという役目もあります。児童・生徒が荷物をたくさん持っていると、動きにくくなってしまいます。荷物を少なくするよう声をかけるだけでなく、先生自身も多くを持たないことが大切です。
 

体調不良・寝坊に注意!

児童・生徒だけでなく先生も、体調不良や寝坊には注意しなくてはなりません。

先生が体調不良や寝坊などということはあり得ないだろうと思いがちですが、実際に起こした場合非常に大変なことになりますし、実際にお話を伺っている中でも「修学旅行に遅刻したことがある」と仰っていた先生もいらっしゃいました。ですので修学旅行前から体調管理等に細心の注意を払うに越したことはなさそうです。

また、修学旅行中の夜も先生たちは大変です。

修学旅行となると児童・生徒が夜更かしをしたがるため、それを最小限に防ぐための声かけが必要となります。ただ、その声かけのために先生自身の寝る時間が遅くなったり、時には全く寝る時間がなくなったりということもあるようです。これに対する対策は学校によって様々なようですが、大きく分けて2パターンありました。

(1)前半に寝る先生と後半に寝る先生とに分ける。
(2)夜に起きている先生を決め、その先生には昼間はホテルで休んでもらう。

生徒を守ることも大切ですが、先生自身の体調管理も必須ですからね。
 

おわりに

いかがだったでしょうか。

実は私には中学校の修学旅行での苦い思い出があります。事前に行動プランを立てたのにもかかわらずその通りにいかず、迷子になってしまい、待ち合わせ場所のチェックポイントにたどり着けないということがありました。あのときは先生方に大変なご迷惑をおかけしました。

こういったことも含めて小学校・中学校・高校とどの区分においてもそれぞれの大変さがあります。修学旅行となると、児童・生徒も興奮しているため、普段起きないことが起きてしまいます。突然の事態にどう対応するのかということも重要なポイントとなりそうです。

修学旅行も旅行は旅行です。本来は楽しくてなんぼのものですから、生徒も先生も楽しく過ごしたいですよね。そのためにも様々な事態を想定し、事前に安全策や予防策を準備しておけるといいですね。
 

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記事執筆:小林 茜

音楽大学に進学予定の高校3年です。 夢は、音楽を通して1人でも多くの子供達を育てること。憧れの先生を目指して毎日奮闘しています。

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