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【5/18~5/24】「幸せにしたかった」・・・58歳教員の「純愛」はストーカーへ

2014/05/26

カテゴリ
【週刊】教育関連ニュースまとめ
キーワード
教育ニュース ストーカー 中学校 さいたま市 恋愛 不祥事 わいせつ

はじめに

2014年5月18日(日)から5月24(土)にかけて報道された教育関連ニュースをご紹介しています。本記事では、とある中学教員の不祥事(?)に関するニュースをご紹介します。

 「幸せにしたかった」・・・58歳教員の「純愛」はストーカーへ

概要

埼玉県警にストーカー規制法違反容疑で逮捕されたのは、さいたま市立中学校で教べんを執っている数学教諭(58)。「交際したかった」「結婚して、幸せにしたかった」。同僚だった20代の女性教諭に執拗(しつよう)に電話連絡し、時にはプレゼントまで。だが、その思いはついに実らず、交際が実現することはなかった。
こうしたストーカー行為に伴う男からの「連絡」には、わいせつな内容や、脅迫めいた文言がみられることも珍しくはない。
ところが、数学教諭の「連絡」には、そうしたものは一切なかったという。数学教諭が独身だったこともあり、市の関係者は「いやがる相手に繰り返し迫ったことは許されないが、内容だけを見ると『純愛』そのもののようだった」とも話している。
県警は、事案が女性の生命に関わる可能性があると判断し、5月14日、ストーカー規制法違反の疑いで数学教諭を逮捕した。逮捕容疑は4月4日~12日の間、8回にわたり、女性教諭の携帯電話に連続して電話するストーカー行為をしたとしている。
市教委によると、数学教諭は現在、停職1カ月の懲戒処分中。県警幹部は「警察から何度も警告があったら、次はどうなるかはおのずと分かるはず。ましてや教育者が…」とあきれた様子で話した。 (2014/5/24 Yahoo!ニュース

さいたま市立中学校の男性教員が、かつて同僚だった女性教員にストーカー行為をはたらいたとして逮捕されました。 ストーカー行為というと、わいせつな内容や脅迫めいた内容が含まれていると思われがちですが、今回の男性教員のふるまいにはそうしたものは見られず、内容だけ見るならば「純愛」のようであったとのこと。しかし、被害をうけた女性教員に対して執拗に連絡を取り続けていたことから、県警はこの件が女性の生命にかかわる可能性があると見て逮捕に踏み切ったようです。

本記事ではこのニュースを題材に、①教員の職場恋愛の実態、②教員によるわいせつ行為の実態について述べていきます。


5/18~5/24の教育ニュース一覧はこちら

 

教員の職場恋愛の実態とは

今回の件で第1のポイントになるのが、同じ職場の女性教員に対する男性教員の恋愛感情です。つまり、教員の職場恋愛ということになります。こうした教員の職場恋愛の実態とは一体どのようなものになっているのでしょうか。

調べたところ、教員の職場恋愛の件数といった正確な数値データなどは見つかりませんでした。しかし管見のかぎりでは、教員の職場恋愛は比較的頻繁にみられるものであるようです。

これに関連するデータとして、杏林大学兼任講師である舞田敏彦氏が、PISA2006での質問紙調査の結果から試算した教員の同業婚率の数値があります。それによると、父親が教員であるという数のうち、母親も教員であるというものの割合は44.5%と約半数にのぼり、これはその他の職業カテゴリーのうちでも特に高い割合になっています(*1)。このデータからも、教員は職場恋愛を経て結婚へといたるケースが比較的多いということが推測されるでしょう。

こうした教員の職場恋愛に対して否定的な意見も多く見受けられます(*2)。教員が同じ職場で恋愛をすることは、それを近くで見ている生徒に対してよくない影響がある、といったものです。

そうした否定的な意見があるものの、教員の職場恋愛も仕方ないと思えるような状況も存在しています。NTTドコモ「みんなの声」での投票アンケートでは、恋人と出会った場所ランキング1位は職場になっており(*3)、そもそも職種にかかわらず、恋愛のフィールドは職場に集中しているという状況があり、教員もその例外ではないということがいえます。また、近年多忙化が指摘されている教員という職業では一層学校以外での人間関係が築きにくく、その結果として必然的に職場恋愛が多くなってしまうということもあるでしょう。


教員によるわいせつ行為の実態

第2のポイントは、男性教員の恋愛感情が発展し、結果として女性教員へのストーカー行為へといたってしまったという点です。 今回の件ではストーカー行為という名称が当てられていますが、それと関連して、ここでは教員によるわいせつ行為の実態がどのようなものなのかをご紹介しましょう。

2013年12月に発表された文科省の調査結果によると、2012年度の「わいせつ行為等」による懲戒処分人数は免職が119人で、これまでで最も多い数となっています。さらにその内訳を見てみると、被害をうけた人の分類は、「自校の教職員」が18.3%、「その他一般人」が20.4%となっており、特に目立つのが「自校の児童・生徒」49.4%となっています(*4)。今回の件でストーカーの被害をうけたのは同じ職場の教職員でしたが、わいせつ行為全体の被害者で見ると児童や生徒が最も多くなっているようです。

このように、教員による不埒な行為というのは、量的にも増えているだけでなく、児童・生徒がその中心的な被害の的になっているという内容的な深刻さもあります。上に紹介したニュースの内容とはやや外れますが、これに対してどのような対策を打っていけるかが重要になってくるでしょう。

 

学校の恋愛にまつわるちょっとおもしろい話はこちらから

● 日本の変な校則【恋愛】編

● 「好きなのに…」大人顔負け!子どもの恋愛相談

 

5/18~5/24の教育ニュース一覧はこちら

● 「幸せにしたかった」・・・58歳教員の「純愛」はストーカーへ(本記事)

● 不祥事の連続で逆風!校長公募制、予算めど立たず

● 外国人の入学拒否!埼玉の専門学校で

記事執筆:やんべ

教員ステーションのプロジェクトスタッフです。
大学では社会科学を学んでいます。
教育にまつわる「不思議」について考え、書いています。

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