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【東京都・国語科】教員採用試験突破記『自分の武器を最大限に利用する』

2014/06/07

カテゴリ
教採突破記
キーワード
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『私はこうして合格しました』教採突破記

日本教育大学院大学にご協力頂き、教員採用試験の合格者の手記をご紹介します。試験の体験談はもちろん、今後教採を受験される方へのアドバイスも教えて頂きました。教採受験を考えられている方には、特に参考になるはずです。
 

自分の武器を最大限に利用する(東京都・国語科)

はじめに

 今回、ここで書かせていただくのは、2次試験(集団討論、個人面接)をメインとさせていただきます。2次試験における集団討論、個人面接で感じたこと、心がけていたなどを中心にお伝えできたらと思います。

1次試験について

 1次試験については1点だけ。
 皆さん、ご承知の通り、東京都の採用試験の1次試験は、①小論文、②教職教養、③専門教養の3科目です。
 この中で特に重視されているのが小論文。ここは特に強調させていただきますが、他の科目でどんなに点数を取っていても、小論文の結果が悪ければ、不合格となってしまいます。それほど重要だということをまず覚えておいてください。
 私の小論文対策の要は、ひたすら数をこなすことでした。教員採用試験の論文は、各地方自治体によって出題されるパターンが違います。ですから私は東京都で出題される課題のパターンに慣れ、自分の論文の型を作っておくことを心がけました。

2次試験について

 東京都の2次試験は①集団討論、②個人面接、の二つです。まずは集団討論についてお話しいたしましょう。

1、集団討論

 東京都の集団討論のテーマは大きく5つに分かれます。
   A-学習に関すること、
   B-学校生活に関すること、
   C-生活習慣に関すること、
   D-保護者に関すること、
   E-問題行動に関すること。
 最近の動向として「キャリア教育に関すること」についても取り上げられることがあるようです。いずれにしろそれぞれの具体例を想定して、その「原因」と「自分だったらこう対処する」という方針を考えておくことが大切です。
 で、私の場合ですが、集団討論の時間は30分でした。会場内には試験官3名と受験生5名。受験生は前もって割り振られた番号ごとに1列5名で座ります。そこで与えられたテーマは「近頃授業中に落ち着きのない生徒が多数見られます。あなたは教員としてどのように対処しますか」と、大体こんな内容でした。
  最初に5人それぞれが2分以内で自分の考えを述べます。2分を過ぎると「そこで結構です」と切られてしまいます。私はぎりぎり2分でセーフ。基本的に①自分はどう考えるか②その問題の背景には何があるか③理想的な指導はどのようなものか④そのために自分はどうするか、の4点を考慮しつつ練習した通りに答えられたと思います。
  5人の回答が終わった後、集団討論に入ります。集団討論では特に司会役を買って出なくてともいいと思います。私はとにかく「声は大きく、ゆっくりと」「話すときは身振りを入れて語りかけるように」「聞くときは話者の目を見て、相槌を打つ」「解決法を提案するときは実体験を踏まえつつ」を心がけながら発言しました。
  集団討論について個人的な印象を話すと、やはり実体験を踏まえた話や、その人ならではの意見が出たときに、面接官の表情がほころんでいたように思います。

2、個人面接

 集団討論が終わったら、いよいよ個人面接です。ここでは具体的な面接内容については省かせていただきます。その代わり、面接に際して私がこころがけた基本的なスタンスにつきましてご紹介いたします。
 面接は受験者の最大のアピールタイムです。受験者がどのような経験をし、どのような考えを持っているのかを伝えることができる唯一の時間です。そうした機会に例えば「どのような生徒を育てたいか」とういう質問に対し「相手の気持ちがわかる、優しい生徒に育てたい」とか「挑戦することを恐れない生徒を育てたい」とかの抽象的なことを応えても面接官に何が伝わるでしょう。どんな質問に対してもそうですが、その受験者でなければ言えないことでなければ、その他大勢の受験者の中に埋もれてしまいます。極端な話、誰でも優しい子に育てたいし、前向きに生きてほしいと考えています。そうではなく、必ず「自分の実体験に基づいて話す」ことをしてください。「私はこういう体験をしてきた、それを見てこう思った、だからこういう生徒をこうして育てたい」という流れです。
 そのためには話の「ネタ作り」が大切です。ネタといっても捏造するのではなく、普段から子供と接する機会(ボランティアや学習支援など)を作り、一つでも話のネタを増やしておくと、様々な質問に対応でき、面接に対する自信にもつながると思います。
 私の場合は大学で1年間、フリースクールのボランティアを行っていました。部活動は高校時代のバトントワリング部の延長としてダンス部、演劇部などに所属し、日本語教育に関する資格も取りました。また大学院に入学してからは「ハタモク」というキャリア教育に関するワークショップに何度か参加し、中学生や高校生とキャリアについて話すなどの機会を作りました。こうした経験が役に立ったことは言うまでもありません。

さいごに

 最後に繰り返しとなるかもしれませんが、集団討論、個人面接を通じて、とにかく自分自身、意識して努めようとしたことに触れて報告を終えたいと思います。
 私が2次試験に際して、唯一自信を持っていたのは「話し方」でした(逆に言えばそれしかセールスポイントがなかったわけです)。私はその武器を最大限利用しようとしました。個人面接では相手に伝えたい重要なポイントや言葉は、声に色を乗せて印象深くなるように話しました。つらい体験を話すときはわざと声を詰まらせてみたり、逆に喜ばしい体験を話すとき声を弾ませたり、とにかく聞いている相手が退屈せず、こちらの言うことに聞き入ってもらえるように意識したのです。

 以上で私の報告は終わりです。ここでした話が少しでも採用試験を受けられる皆さんのお役に立てば幸いです。

コンテンツ提供:日本教育大学院大学

日本教育大学院大学とは、学校法人国際学園が運営する日本初の教員養成専門職大学院です。「教育の次代を創る」を理念に、多くの力を備えた人材を日本の教育界に送り出しています。

記事執筆:瀬戸 亜希菜

教員ステーションの運営スタッフをしている大学4年生です。
教育に携わる全ての方のお役に立てると嬉しいです。

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