【教職教養◆発達心理⑥】生徒理解について~人格の理論と把握~-教員採用試験対策/教師・教職の募集情報|教員ステーション

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【教職教養◆発達心理⑥】生徒理解について~人格の理論と把握~

2013/11/26

カテゴリ
教育心理対策
キーワード
人格 類型論 特性論

今回は、生徒理解をするために人格の理論と把握について考えたいと思います。教育実習では授業実践をするにあたって、クラスの生徒がどのような考えを持っているのか、生徒理解をすることが大切です。生徒理解をしなければ、授業を実践する際にどのようなねらいを持って、どのような発問をすればよいのかわからなくなってしまいます。

教育実習を控えている学生の方、教員採用試験を控えている学生の方、是非ご覧下さい!

 

 人格とは

人格とは、感情や思考などを含んだ広い意味での行動に時間的、空間的な一貫性を与えるものを指します。ここでは、人が行動を生み出すメカニズムを説明するための理論を3つ紹介したいと思います。

(1)類型論

類型論とは、個人の性格を、いくつかの類型に分類して把握しようとする立場のことを指します。

①     クレッチマーの類型論

クレッチマーは体格と気質との関係を3つに分けました。

類型   気質

やせ型:きまじめ、内気、神経質、非社交的など

肥満型:ユーモアがある、親切、活発、社交的など

闘士型:几帳面、興奮・激怒しやすい、真面目すぎるなど

 

②     ユングの類型論

フロイトの弟子であるユングは、一般的な活動源としての心的エネルギーの向く方法により、内向型と外向型に分類しました。

類型   特徴

外向型:環境の影響を受けやすく、社交的である。

内向型:自己に関心が集中し、行動も控えめである。

 

(2)特性論

性格を特徴付ける特性を測定・記述することで、個人の人格を理解・把握しようとする立場のことを指します。

①     オルポートの特性論

人間の特性を共通特性と個人特性に分け、サイコ・グラムを作成しました。

サイコ・グラム:共通特性に含まれる下位特性と、心理生物的基礎を測定して総合的に示したもの。

 

②     ギルフォードの特性論

ギルフォードは、YG性格検査の基礎となるものを作りました。

 

③     アイゼンクの理論

アイゼンクは、因子分析を中心として、内向性-外向性、神経症的傾向の二次元を抽出しました。実際に、MPIと呼ばれる質問紙法で活用されています。

 

(3)場の理論

ゲシュタルト心理学者のレヴィンが提唱し、行動は、人格と環境の相互作用によって決まるという理論です。行動は、人格と環境の関数で表されることを示しました。

 

まとめ

今回扱ったユングの類型論は、実際に平成26年度東京都教員採用試験にて出題されています。様々な観点から子どもの理解をすることができると、実際に現場に出たときにも活かされるのではないでしょうか。

次回は、知能検査、性格検査などの心理検査法について扱う予定です。お楽しみに!

 

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記事執筆:mai

教員ステーション編集部のスタッフをしています。
私自身まだまだ勉強不足ですが、少しでも皆様に役立つことを書きたいと思います。
よろしくお願い致します!

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