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【教職教養◆教育心理⑥】学習の定義とは?

2013/08/05

カテゴリ
教育心理対策
キーワード
古典的条件づけ 道具的条件づけ オペラント条件づけ

 先日、都内のとある都立高校での『学び合い』の考え方に基づく授業について特集されていましたが、そもそも学習の定義とはどのようなものなのでしょうか。そこで今回は、学習について考えてみたいと思います。

学習の定義とは?

 

心理学では学習を、経験によってもたらされる行動上の変化ととらえ、一般には「経験による行動の比較的永続的な変容」と定義している。

(引用:浜名外喜男編著(1994/04)「教育心理学(教育学テキストシリーズ)」(樹村房)43ページ)

 

つまり、学習とは、学習者が経験することで比較的永続的に行動が変化しなければなりません。

次に学習の成立過程について考えてみましょう。

 

学習の成立過程

学習の成立過程には連合説認知説の2つがあります。今回は、連合説について扱いたいと思います。

連合説 学習の成立を刺激と反応が結びついた結果であると定義づけた考え方。

 代表理論としては、パブロフによる犬の実験、ソーンダイクによるネコの実験、スキナーによるネズミの実験が有名です。

 

 古典的条件づけ

パブロフによる実験。犬に音叉の音を聞かせ、同時に、餌を与える操作を繰り返したところ、犬は次第に音叉の音だけで唾液を分泌するようになった。これは、音叉の音と唾液分泌が新たに結びついたことを意味する。この例では、音叉の音が条件刺激、唾液分泌は条件反応と呼ばれる。

 

道具的条件づけ

ソーンダイクによる実験。ネコを留め金のついた箱に入れ閉じ込めておく。はじめは、ネコは外に出ようと様々な行動をとるが、そのうち偶然にも留め金をはずして外に出ることができた。これを繰り返すと、猫は脱出に効果のない反応を次第に行わずに脱出するようになった。

 

オペラント条件づけ

スキナーによる実験。レバーを押すと自動的にエサが出てくる箱を作り、この箱の中にネズミを入れる。はじめは、エサを得るために様々な行動をとるが、そのうちに偶然にレバーを押してエサを得ることができる。このことを繰り返すうちに、ネズミはレバーを押すとエサが出てくることを学習する。

 

まとめ

 このように動物による実験から様々な学習理論があることがわかりました。教師は、子どもたちに経験させることで行動が変化するような授業を展開することが大切です。この分野は難易度が高いですが、知識を身につけておくことで現場に活かせることもあるかと思います。

今回は連合説について扱いましたが、次週(8月12日)は認知説について考えたいと思います。

なお、はじめに述べた 『学び合い』の考え方に基づく授業について特集の記事はこちら!

これが本当に授業なの!?『学び合い』実践に迫る①

 

おすすめ関連リンク・参考書籍

浜名外喜男編著(1994/04)「教育心理学(教育学テキストシリーズ)」(樹村房)

教員採用試験完全攻略シリーズ1 教職教養完全攻略

記事執筆:mai

教員ステーション編集部のスタッフをしています。
私自身まだまだ勉強不足ですが、少しでも皆様に役立つことを書きたいと思います。
よろしくお願い致します!

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