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【教職教養◆教育心理④】子どもにどんな評価をすればいいの!?

2013/07/22

カテゴリ
教育心理対策
キーワード
教育評価 相対評価 絶対評価 個人内評価

 そろそろ小中学校では夏休みが始まり、通知表をもらった子どもたちも多いのではないでしょうか。そこで今回は、教育評価について考えてみたいと思います。

教育評価

 教育評価とは、教育や指導によって、児童・生徒がどのように変化したかを教育目標などの一定の価値基準に照らして判断することをいいます。教育評価の目的としては、

診断的機能児童・生徒の到達状況の診断をする。

順序付け機能組分け、選抜などのために行う。

自己評価・動機付け機能児童・生徒に学習への意欲を引き起こす。

などが挙げられます。

教育評価の種類

相対評価 ある個人の成績を学級・集団内の評価基準と比較すること。つまり、集団内の相対的位置で評価します。

例:偏差値、通知表

長所:教師の主観が入ることが少ない。

    集団の中での相対的位置がわかるので自己客観視ができる。

短所:本人が努力しても他人との比較で評価されるため、努力が評価に反映されない場合がある。

    教育目標の到達度を把握するのが困難である。

    児童・生徒の間に競争意識が強くなり、協調性を欠いた人間になる恐れがある。

絶対評価 評価の基準を外的な目標や基準におき、それを達成したかどうかで評価すること。

長所:学習者一人ひとりの到達度が把握できる。

短所:外的な目標・基準に照らし合わせて評価するため、学習者の個性を無視する場合がある。

 

個人内評価 本人についての他のデータを評価基準とする評価。個人内評価は縦断的評価と横断的評価の2つに分けることができます。

縦断的評価 本人の過去のデータと比較して評価する。

横断的評価 同一時点での他のデータと比較する。

縦断的評価は一人ひとりの伸びを評価することができ、横断的評価はその生徒の個性を明らかにすることができます。

まとめ

 子どもたちを評価するには、どの評価を行えば子どもにとってプラスになるかを考え、使い分ける必要があります。そのためには、それぞれの評価の長所と短所をしっかりと理解しておくといいかと思います。

 今回取り上げた教育評価はほんの一部にすぎません。次回は、診断的評価、形成的評価、総括的評価、ポートフォリオ評価について取り上げたいと思います。7月29日の配信をお楽しみに!

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記事執筆:mai

教員ステーション編集部のスタッフをしています。
私自身まだまだ勉強不足ですが、少しでも皆様に役立つことを書きたいと思います。
よろしくお願い致します!

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